非営利組織の活動、資金、成果としての社会貢献は、公的組織、民間企業、消費者と密接なつながりを持ち、大きな影響を受けます。また、非営利組織であっても社会的責任は民間企業とほぼ同じという見方が一般的であり、ミッション・ビジョン、方向性、運営体制、透明性、安定性、継続性、社会貢献度など、広く開示することが信用につながります。
NPO法人をはじめ、営利を目的とせず社会貢献活動・奉仕活動を行っている団体にとって、ヒト・モノ・カネをはじめとする経営資本の確保は容易ではありません。業務に忙殺されるなか、企業並みの経営資本を整備することは至難の業です。また、組織運営に際しては、活動予算の確保・増額、コスト削減の徹底、、サービス品質の維持・向上、効率性の向上などの課題に直面しています。
ヒューマンキャピタルコンサルティングでは、プロボノ(pro bono publico:公共善のための活動)として、非営利組織の皆様には無料でサービスを提供致します。経営・マネジメント課題に苦慮されている皆様は、お気軽にご相談ください。なお、お問い合わせ時には非営利組織である旨をお伝え頂けますようお願い致します。
【対象業種】
【コンサルティングテーマ】
現在の公的組織は、景気の悪化や消費者の景気実感などによって、人件費、効率性、サービス品質、スピードなどを民間企業並みの水準にすべきであると強く要望されています。公的組織自らも、民間企業の知見を有効活用したいという思惑もありますが、公的組織特有の構造課題に対しては、民間企業と同じような解決策では奏功しません。
公的組織の課題解決が進展しないのは、「マネジメントができていないこと」「優秀な人材が不足していること」「目的や成果が不明確であること」とよく言われていますが、これらに対処しても本質的な課題解決はできないと考えます。
公的組織と民間企業の本質的な違いは、全て「報酬の受け方の違い」に起因します。公的組織は予算型組織であり、予め付与された予算を使いきって翌年度予算の増額や人員増員を図ることが「望ましい成果・業績」だと誤解しがちです。民間企業のように、コスト削減や業務効率の向上、強いては「組織はどうあるべきか」の検討は、公的組織においては自らの存在意義を危うくしかねないものであり、「国民への貢献」ではなく「予算を維持・増額させること」が成果・業績だという誤解に陥るのです。
ヒューマンキャピタルコンサルティングは、公的組織のミッションとビジョンを見つめ直し、具備すべき要件を明らかにして、成果・業績を再定義、適切なマネジメントサイクルを構築して運用・定着を図ることにより、公的組織が抱える経営課題を解決します。
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